「電子記録債権って、手形と何が違うの?」——簿記3級の学習でつまずきやすい論点ですが、安心してください。覚える仕訳パターンは4つだけ。この記事では、無料アプリ「ガブの簿記3級トレーニング」の実際の例題を使って、発生から決済までを一気に整理します。
電子記録債権は、紙の手形の代わりに、電子データで記録される債権です。銀行を通じて「発生記録」をすると債権・債務が成立し、期日になると口座で自動決済されます。紙がないので、印紙代がかからず、紛失の心配もありません。
| 発生記録のとき | 決済(入金・引落し)のとき | |
|---|---|---|
| 債権者側 (売る側) | 借)電子記録債権 貸)売掛金 | 借)当座預金 貸)電子記録債権 |
| 債務者側 (買う側) | 借)買掛金 貸)電子記録債務 | 借)電子記録債務 貸)当座預金 |
ポイントは、債権者は「電子記録債権」(資産)、債務者は「電子記録債務」(負債)と、使う勘定科目が立場で変わること。試験では問題文の主語がどちら側かを最初に確認しましょう。
売掛金¥80,000について、取引銀行を通じて電子記録債権の発生記録を行った。借方の科目は?
借)電子記録債権 80,000 貸)売掛金 80,000
売掛金(資産)が、電子記録債権(資産)に振り替わります。「売掛金が形を変えただけ」とイメージすると忘れません。決済されたときは、借)当座預金/貸)電子記録債権で資産を減らします。
①立場を確認(債権者か債務者か)→ ②発生記録は「掛け代金からの振替」→ ③決済は当座預金との増減。この3ステップで、本番でも迷いません。
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