固定資産の売却は仕訳の行数が多くて混乱しがち。でも手順は「①帳簿価額を出す→②売価と比べる」の2ステップだけです。
帳簿価額(取得原価−減価償却累計額)と売却価額を比べ、売価が高ければ「固定資産売却益」、安ければ「固定資産売却損」。間接法では、売却時に減価償却累計額を借方に持ってきて相殺します。
| ケース | 仕訳(間接法) |
|---|---|
| 売却益が出る場合 | 借)現金・減価償却累計額/貸)備品・固定資産売却益 |
| 売却損が出る場合 | 借)現金・減価償却累計額・固定資産売却損/貸)備品 |
備品(取得原価¥300,000、減価償却累計額¥200,000)を¥150,000で現金売却。差額の科目は?
借)現金/減価償却累計額 貸)備品/?
帳簿¥100,000<売却¥150,000→売却益。帳簿価額は取得原価から減価償却累計額を差し引いた金額です。売却価額が帳簿価額を上回る場合、その差額を固定資産売却益(収益)として貸方に計上します。
車両(取得原価¥500,000、減価償却累計額¥400,000)を¥50,000で現金売却。差額の科目は?
借)現金/減価償却累計額/? 貸)車両運搬具 500,000
帳簿¥100,000>売却¥50,000→売却損。帳簿価額(取得原価−減価償却累計額)より売却価額が低い場合、差額が固定資産売却損(費用)になります。売却損は借方に計上します。
①帳簿価額=取得原価−累計額 → ②売価との差が売却損益 → ③期中売却は先に月割の減価償却。