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株式会社の設立・増資の仕訳【簿記3級】資本金の処理をやさしく解説

監修:小山晃弘(公認会計士・税理士)|更新:2026年6月12日

株式会社の論点は3級では「株式を発行したら資本金」とシンプル。会社のお金の出どころ(元手と利益)を意識すると理解が深まります。

資本金とは?

株主が出資したお金=会社の「元手」です。3級では、株式を発行して払い込まれた金額は原則どおり全額を資本金とします(資本準備金への振り分けは2級の範囲)。

💡 3級は「払込金額の全額=資本金」でOK。迷ったら全額資本金。

仕訳パターンを表で整理

場面仕訳
会社の設立(株式発行)借)当座預金貸)資本金
増資(追加の株式発行)借)当座預金貸)資本金

例題を解いてみよう(アプリの実問題)

例題

個人事業を開業し、現金¥1,000,000を元入れした。

答えと解説

借)現金 1,000,000 貸)資本金 1,000,000

元入れ → 資本の増加 → 資本金(貸方)。資本金は純資産の勘定科目で、事業主が出資した金額を表します。純資産の増加は貸方に記入します。借入金(負債)とは異なり、返済義務がない点が特徴です。

例題

株式会社を設立し、株式200株を1株¥5,000で発行、全額が当座預金に払い込まれた。貸方の科目は?

答えと解説

借)当座預金 1,000,000 貸)資本金 1,000,000

株式発行による払込→資本金(純資産・貸方)。株式会社設立時に株主から払い込まれた金額は、原則として全額「資本金」(純資産)に計上します。¥5,000×200株=¥1,000,000。

ひっかけ注意ポイント

⚠️ 「資本金」と「利益」を混ぜない。資本金は株主からの元手、繰越利益剰余金は会社が稼いだ利益。出どころが違う別物です。

まとめ

①株式発行→全額資本金(3級)→ ②設立も増資も同じ形 → ③元手(資本金)と利益(剰余金)は区別。

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小山
監修:小山晃弘(こやま あきひろ)公認会計士・税理士・米国公認会計士。「お金がなくても質の高い学習を」を信条に、簿記の無料学習アプリ「ガブの簿記トレーニング」を開発・監修。