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消費税の仕訳【簿記3級】税抜方式(仮払消費税・仮受消費税)を解説

監修:小山晃弘(公認会計士・税理士)|更新:2026年6月12日

消費税は2019年から3級の試験範囲に入った比較的新しい論点。「税抜方式」の3場面(仕入・売上・決算)をセットで覚えましょう。

税抜方式とは?

本体価格と消費税を分けて記帳する方法です。支払った消費税は「仮払消費税」(資産)、受け取った消費税は「仮受消費税」(負債)にプールし、決算で差額を「未払消費税」(納める額)にします。

💡 決算の式:仮受消費税 − 仮払消費税 = 未払消費税。「預かった税金から、払った税金を引いた残りを納める」イメージ。

仕訳パターンを表で整理

場面仕訳
仕入時(税抜¥1,000・税¥100)借)仕入 1,000・仮払消費税 100貸)買掛金 1,100
売上時(税抜¥3,000・税¥300)借)売掛金 3,300貸)売上 3,000・仮受消費税 300
決算借)仮受消費税貸)仮払消費税・未払消費税

例題を解いてみよう(アプリの実問題)

例題

商品¥100,000(税抜)を仕入れ、消費税¥10,000とともに現金で支払った。消費税の科目は?

答えと解説

借)仕入/?  貸)現金 110,000

仕入時の消費税→仮払消費税(借方)。税抜方式では、仕入時に支払う消費税は仮払消費税(資産)として処理します。決算時に仮受消費税と相殺して納付額を確定します。

例題

商品¥200,000(税抜)を売り上げ、消費税¥20,000とともに現金で受け取った。消費税の科目は?

答えと解説

借)現金 220,000 貸)売上/?

売上時の消費税→仮受消費税(貸方)。税抜方式では、売上時に受け取る消費税は仮受消費税(負債)として処理します。預かった消費税は最終的に税務署に納付する義務があります。

ひっかけ注意ポイント

⚠️ 税抜方式では、仕入や売上は「税抜金額」で計上。税込金額のまま仕入・売上にすると✗。問題文の「税抜・税込」表記を必ずチェック。

まとめ

①払った税=仮払消費税 → ②もらった税=仮受消費税 → ③決算で相殺し、差額が未払消費税。

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小山
監修:小山晃弘(こやま あきひろ)公認会計士・税理士・米国公認会計士。「お金がなくても質の高い学習を」を信条に、簿記の無料学習アプリ「ガブの簿記トレーニング」を開発・監修。